Foltia with AppleScript

Foltia animelockerのトラブルシューティング

アッテネータ 減衰器

PLEXのアンテナ入力は増幅しているのか、通常の地上波デジタルテレビよりも感度が高いように感じます。これは結構多くの方が感じているようですね。 

一戸建て家屋だと地上波アンテナと直接標準的な入力で入っていると思いますが、共同住宅で単一のアンテナ信号をブースターで増幅してから分配したり、ケーブルテレビなどで放送基地局でブーストしてから転送していたりするでしょうね。 どちらかというと減衰していると調整難しいので少し信号強度を上げている事が多いのかもしれませんね。 あとはマンションのケーブルテレビのインターネット接続なども入っているのでそういった同じラインに乗ってる信号の量によってブロックノイズも影響を受けたりするのかもしれませんね。 

普通に販売されている家電の地上波テレビなどは、おそらくこういった入力信号の変動をある程度予測して、ある程度の入力側のダイナミックレンジに余裕を持たせているんじゃ無いかと思います。 でもPLEXのチューナは多チャンネルのチューナが付いているために、推測になりますが、入力抵抗がアクティブなADボードの数の変化で変動するんじゃ無いかな・・。 つまりあらかじめ減衰することを予測して少し入力信号の至適強度を低めに設定しているのかなとも考えられます。

入力ダイナミックレンジと信号のひずみ

図に書くとこんな感じですかね? 小さな信号だと波形にひずみが出ないですが、入力信号が入力部のダイナミックレンジを超えてしまうと波形がひずみ、ドロップが発生するのだと思われます。 

Foltiaのチューナ状況確認で測定できるC/N比(Carrier to Noise Ratio)は信号波の大きさと雑音との比率を示す物で、こういった信号入力部でのサチュレーションとは全く関係の無いパラメーターの様です。 ですのでCN比は画質とは関係無く、ドロップが発生しない画質が得られる条件を自分で探す必要があります。 

アッテネーターの使用

私はちなみに今は-20dBで落ち着いています。 アッテネーターは交流信号を減衰するために作られているので、テスターで入出力間の直流抵抗値を測定すると0オームになってました。どんな内部構造になっているのかいまいち解らないですが、マスプロのシグナルチェッカで見て見ると、直列につなぐと加算的に入力信号は低下します。 私の場合 -6dB -10dB -15dB -20dBのアッテネーターを持っていて。 -35dBにするとさすがに画質が乱れてました。 -15dBだとやはりちょっとドロップ多めだった気がしますが、それ以外にもいろいろ試しましたので(ライブ視聴や、Unify USBアダプター装着)、どれが効いていたのか今では解りませんが、今は-20dBで上手くいっているので動かす気力はまるで無いです。 日和ってますねw。 時々時間帯などの違いでドロップが多めになったりすることがあって、凄い気になるんですけど・・。 例えば日曜日の夕方とかなぜかドロップが多い気がします。 

 

ちなみに私が持ってる -6/10/15dBのアッテネーターセットはもう商品として売ってないみたいですな。 ほかにもいろいろあるんで似た様なセットを買ってみてくださいな。

ちなみに下の中華製のこれはケーブルのサイズとか企画が微妙に違ってて、日本のアンテナケーブルは刺さらなかったです。 何か用途が違う物なのかもね。

とにかく一度波形が乱れるまで減衰させて見ないと減衰が正しかったのかどうかいまいち自信が持てないので、一度ご自身の環境でアッテネーターを直列につないで映像が見えなくなるまでやってみると良いでしょうね。 感覚的にはライブ視聴のバッファー時間がちょっと長くなってきていると感じるぐらいのところが閾値の様な気がします。 

おそらく皆さんが報告している様に、PLEXの非正規ドライバーを入れると安定する様なので、foltia以外でPLEX社のチューナを運用されている人は全く問題無いんでしょうね。 PLEXは全然対応してくださらないみたいなので、自分でアッテネーターかませてください。